ワンパンマン 感想 超人と凡人

ワンパンマン アニメ

サイタマが強すぎるのを眺めて、良い作画を楽しむ作品かと思いきや、人間嫌い感を随所随所に覚える作品。あとは、超人(サイタマ)からみた人間の愚かさを教えてくれる
人間嫌いを感じさせる作品かと思ったけど、サイタマからみた人間の愚かさを描いているだけで、それが醜いから人間嫌いに感じるだけかもしれない
自分がこれを顕著に感じたのは、9話、深海魚とヒーローの交戦中シェルターにいた観客
彼らの投げやりの応援と、収束後の不平不満
あとは、12話、アマイマスクがS級ヒーローに不満をいうところ。これに関しては何と言えば良いかわからない、想像力の欠如とも言えるし、精神の不安定とも言える


自分がこの作品を通して人間の愚かさを感じたということは、無意識のうちに自分も人間のことを愚かで不完全な生物だと思っているのかもしれない
というよりは、合理的であることを完全とするならば、確かに人間は不完全だし、自分もそう思っている
不完全であることに不快感は全く覚えないかと言われれば、少しの不快感はある。不完全であることを理解していても、だ。自分もまた不完全だからか


話をワンパンマンに戻す、ワンパンマンはおもしろい
ワンパンで倒す爽快感と作画を楽しむアニメとなっている、後は超人と凡人についても考えさせられる